第39回茨城県畜連常陸牛枝肉研究会(最優秀賞は666㎏)

平成23年12月6日(火)、東京都中央卸売市場食肉市場において「第39回茨城県畜連常陸牛枝肉研究会」を開催しました。今回も出品頭数は従来同様に黒毛和種30頭でしたが、出品希望が多く各生産者が1人1頭での出品となりました。(雌8頭・去勢22頭)

厳正な審査の結果、最優秀賞には高木幸一氏(小美玉市)が選出されました。高木氏の出品した枝肉は666kgと、誰もが驚く大きさのチャンピオン牛となりました。

優秀賞1席には倉持伸一氏(八千代町)、優秀賞2席には佐藤宏弥氏(常総市)が選出されました。

その他入賞者にも常連者が名を連ね、無事今年最後の茨城県畜連常陸牛研究会を終えることができました。

出品牛全体では、上物率80%・BMS№6.8と前研究会の成績を維持したものの、若干キメの荒い枝肉や、僧帽・広背筋の霜降り具合が少ないものが目立った点が、次回の課題であると思われました。

来年も本会スタッフをはじめ生産者・関係者が連携を密にし、切磋琢磨しながら、常に注目度の高い枝肉研究会にできるよう努力してまいります。

 

今回の入賞者は、次のとおりです。

【最優秀賞】高木幸一(小美玉市)・去・百合茂×北国7の8×菊谷・BMS№10・666㎏・2,085円

【優秀賞1席】倉持伸一(八千代町)・去・安福勝×北国7の8×紋次郎・BMS№9・557㎏・2,052円

【優秀賞2席】佐藤宏弥(常総市)・去・百合茂×美津照×平茂勝・BMS№9・540㎏・2,018円

【優良賞】倉持一(下妻市)・去・寿恵福×平茂勝×糸福・BMS№9・557㎏・2,050円

【優良賞】加藤牧場(日立市)・去・第1花国×福栄×北国7の8・BMS№9・607㎏・2,204円

 

    最優秀賞・高木幸一氏の枝肉

    666㎏の肉量に富む枝肉でした

 

次回(第40回茨畜連常陸牛研究会)は、平成24年2月10日(金)上場で開催する予定です。