第51回関東肉牛枝肉共進会(木村修氏が優秀賞)

平成22年10月22日(金)、東京都中央卸売市場食肉市場において「第51回関東肉牛枝肉共進会」が開催されました。この共進会は、関東肥育牛振興協会が主催し関東6県が参加する農林水産祭参加行事です。前回(第50回)は、本会の木村四郎氏が最優秀賞(農林水産大臣賞)を受賞し、団体でも茨城県が5年連続優勝をしており、今年も連覇を期待しての参加でありました。

今回は、第1期審査(生体110頭)から選抜された黒毛和種36頭・交雑種14頭により、枝肉審査が行われました。審査の結果、最優秀賞には栃木県の新江和平氏、次点の優秀賞1席に(木村四郎氏の後継者である)木村修氏の出品牛が選ばれました。惜しくも、親子で2年連続の農林大臣賞受賞とはなりませんでしたが、関東共進会での2年連続入賞はとても名誉なことであります。また、茨城県からは播田実一美氏と加藤朝巳氏が1等賞に入賞されました。

団体の部においても、各県ともに健闘し接戦の結果、埼玉県が団体優勝を収めました。

最優秀賞及び茨城県の入賞者成績は、次のとおりです。

☆第1部 黒毛和種の部

【最優秀賞】新江和平(栃木県)・安福久×平茂勝×安福165の9・BMS№11・508㎏・2,362円

【優秀賞1席】木村修(茨城県)・福栄×福之国×安平・BMS№10・530㎏・2,282円

【1等賞2席】播田実一美(茨城県)・安糸福×福之国×安平・BMS№9・468㎏・1,904円

(最優秀賞の枝肉)
最優秀06 最優秀08
(優秀賞1席 木村修氏の枝肉)
第51回関東共進会(優秀賞1席①)木村修 第51回関東共進会(優秀賞1席②)木村修

 

☆第2部 交雑種の部

【最優秀賞】島崎和洋(群馬県)・北乃大福・A5・BMS№8・477㎏・1,458円

【1等賞1席】加藤朝巳(茨城県)・北乃大福・A4・BMS№6・575㎏・1,373円