第29回茨城県畜連常陸牛枝肉研究会(惜しくも上物率95.8%)

平成22年8月25日(水)、東京都中央卸売市場食肉市場において「第29回茨城県畜連常陸牛枝肉研究会」を開催しました。

今回は、茨城県内の生産者及び直営牧場より黒毛和種24頭(雌6頭・去勢18頭)を出品しました。

前回まで3回連続で上物率100%を達成しており、関係者からは注目が集まり、出品者にはプレッシャーがかかる状況での開催となりました。8月の研究会開催は初めてであったため、通常より少ない24頭での開催でしたが、うち23頭が4等級以上の常陸牛となりました。(上物率95.8%)

食肉市場の講評においても「残念ながら4回連続での上物率100%は逃したものの、全体的に肉質の優れた枝肉が揃った研究会であった。高品質な常陸牛として、現況相場や他銘柄と比べても高い価格で販売されたと思われる。」とのコメントを頂きました。

入賞者の成績は、次のとおりです。

【最優秀賞】茨城町・市村あつ子・名人・去・茂勝栄×安平×誠隆・BMS№10・538㎏・2,538円

【優秀賞】筑西市・渋澤誠・雌・安雪照×勝忠平×金幸・BMS№10・456㎏・2,401円

【優良賞】常総市・大場和也・去・名人・北国茂×茂勝×北国7の8・BMS№9・456㎏・2,157円

【優良賞】古河市・宇都木一夫・去・第1花国×菊谷×福昌・BMS№9・481㎏・2,154円

最優秀賞 21 市村 ② 最優秀賞 21 市村 ⑦

 

次回は、9月29日上場での共励会(第34回茨城県畜連常陸牛枝肉共励会・出品40頭)開催となります。