平成２２年７月２８日（水）、東京都中央卸売市場食肉市場において「第２８回茨城県畜連常陸牛枝肉研究会」を開催しました。

今回は、茨城県内の生産者及び直営牧場より黒毛和種３０頭（雌６頭・去勢２４頭）を出品しました。

全体では、前々回（５／１４・第２６回）・前回（６／２３・第２７回）研究会に続き、３回連続で上物率１００％という成績を残すことができました。３０頭規模の研究会で３回連続１００％という成績は、東京食肉市場でも初めてと思われる快挙であり、生産者の肥育技術レベルが高いことの表れでもあります。また、肉質だけでなく体型に優れた牛が揃っている点についても、市場の講評でお褒めをいただきました。

入賞者の成績は、次のとおりです。最優秀賞の矢内邦男氏は、前回に続き２回連続の受賞です。

【最優秀賞】北茨城市・矢内邦男・名人・去・平茂晴×安平×糸弘２・BMS№１０ 28常陸牛研究会・５４１㎏・２，２９３円

【優秀賞１席】水戸市・吉成邦雄・去・平茂晴×安平×糸弘２・BMS№１０・４７９㎏・２，５０６円

【優秀賞２席】筑西市・栗原幹夫・去・百合茂×糸福×平茂勝・BMS１０・５５１㎏・２，１９４円

【優良賞】笠間市・設楽俊夫・名人・雌・安福久×平茂勝×紋次郎・BMS№９・４３９㎏・２，１２４円

【優良賞】八千代町・倉持伸一・去・安糸福×安平×隆桜・BMS№９・５２８㎏・２，１０７円

次回（第２９回茨城県畜連常陸牛枝肉研究会）の開催は、８月２５日（水）上場の予定です。